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Log*
秋の風が吹いても吹かなくても、それは/
君色デイズ/
白水の泉/
咬み合わない世界を問うて、僕らは愛をさけぶのだ
(秋の風が吹いても吹かなくても、それは)
終わりのみえた、想いをただ。
『秋の風が吹いても吹かなくても、それは』
好きだと想ったときにはもう遅くて溜息をつく。 振り返ってみれば思い返せる思い出らしきものは少なく、どれだけ意識してこなかったのかがわかってしまって、悲しかった。
もっと早く気付いていたら。
なんて過去の自分を責めてみるけれど、多分出会った頃に気が付いていたとしても、何の行動も起せずに見ているだけで満足だと思い込もうと必死だっただろう。
信号機を待つ中ふとこみ上げた涙を隠したくて俯く。零れ出たそれが服を濡らすのを私は見つめていた。
「愛されたいと願うわたしは」
下手なリズムに乗せ口から流れる言葉は忙しく過ぎる自動車やバイクにかき消されて小さくなる。
「拙いことばで ただ求めてる」
それでも届けばいいと声を張り上げるけど、少し離れた場所で信号待ちしていた自転車のオバサンが驚いた顔をしているだけだった。
届けばいいのに。
「届いてほしいと必死に まるで幼子 悲しみに明け暮れ救われるのを待ち続ける」
一瞬強く風が吹くとともに信号機の色が青に変わる。同時、後ろでバイクが通りすぎる音を聞いて、私は歩み始めた。
風に乗るのは私の声ではなくバイクのエンジン音。黒く重そうなそれはみるみるうちに小さくなって視界から消える。
わかってる。 届かせたいのなら、もっと近くで。
***
2006年9月5日のブログに書いた小ネタ。
えー・・・のーこめんと、でry
(君色デイズ)
並べたパレット写す君の横顔色を塗って
カラフルかなカラフルかな
水玉模様の愛を語ろう。
-君色デイズ-
最近は雨ばかりが降る。
秋雨ゴロゴロ雷とともに。
君に会わなくなって既に4年。
唯一の繋がりは何か月に数日のメールのやりとり。
とりあえずお互いの相方探り。
他愛のない会話。
打ち切るのはいつも君。
唐突に鳴らなくなる携帯電話。
モノクロームに染まる世界は君が塗りたくる出鱈目な色でやっと輝く。
数か月に何日かの君色デイズ。
あとは真っ黒だけど現実。
また急に色付いた。
秋晴れの雲の綺麗な昼ごろ。
「さっきデパートに居た?」
ここいらのデパートは一か所だけ。
そしてさっきまでそこに居たのは事実。
こじつけだろうと、会話会話。
「じゃあやっぱそうだったんだ」
声かけてくれれば良かったのに。
「間違ってたら恥ずかしいじゃん」
ずるいな。
ずるいずるい。
君に会わなくなって既に4年。
会いたいのに。
君ばっかりずるいな。
「会いたい」
でも言わない。
しとしと雨降り。
友達は彼氏の車でブーン。
一人待つバス停ひとりぼっち。
幼馴染だって。
喧嘩してそれでもすごく仲良いの羨ましい。
怖くて踏み出せない自分とは違うから。
会いたい。
通話ボタン押せば君の声が聞ける。
4年間聞いてない君の声。
活字だけじゃ、もう限界。
電子音
ぷるるるる
鳴り響いて
出た君の声
愛しくて
雨に負けないくらい叫んだ
「会いたい」
君しか見えない
もう、ずっとだよ。
何分かかったかよくわからないけど。
君はびしょ濡れになりながら自転車を走らせてきた。
屋根有りバス停の下4年ぶりの再会。
とりあえずとりあえず。
触れた。
泣けてきた。
「ばかじゃん」
「かもな」
必死でここまで来た君も。
それをいとしいと思う自分も。
「すき」
「うん」
5年越しの恋。
「おれも」
終わりとはじまり。
色づいた世界は雨の色。
君の隣。
青空の色。
***
2007年11月12日のブログに書いた小ネタ。
これもノーコメント・・・(おまえ)
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